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​ごあいさつ

2024年4月1日より診療開始いたしました。
これまで開院に向けてお力添え頂いたすべての方に、感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

かやかべクリニックでは、整形外科の知識や知見を柱とし、可能な限り、体全体を総合的な視点から診断して、治療に当たる方針です。

 

私自身、2018年に腹部の手術を受け、手術そのものは非常にうまくいきましたが、恥ずかしながら、想定を超えるような痛みや術後経過を体験いたしました。

それまでは外科医として、手術技術の研鑽と向上を目指して診療してまいりましたが、そもそも手術を回避できるような診療が最良です。そのことに改めて気付くことで、現在の私の診療の目標も変化しました。

 

近年の医療は、体をパーツごとに細分化させた専門性を重視する傾向にあります。しかしそのことが、時に適切な診断や治療の障壁となってしまうことがあるため、専門分野の垣根を越えるべく、診療に工夫を凝らしております。その結果、それまでうまく説明できず、解決できなった様々な痛みや不具合の診断・治療につながることも増えております。

また一方で、専門性の追求に対しては同様に重要と考え、手や肘の領域においては、一般的な治療法のみならず、これまで渋川医療センターハンドケアセンターとして積み上げた新しい視点での治療も取り入れ、更新していく予定です。

 

母指CM関節症やヘバーデン結節などの変形性関節症は、独自の積極的な運動療法で除痛をはかり、手術回避できる方が増えております(日本手外科学会誌2021年掲載)。怪我やスポーツによる、手関節や手の痛みをとる運動も、随時更新しております。

その中でも痛みがとり切れず、手術もやむをえない場合は、渋川医療センターで、母指CM関節形成術や、手指の変形に対する人工関節も含めた手術、そして手関節鏡を用いた小侵襲手術は継続しておこなって参ります。

一つの視点にとらわれず、一人一人の患者さんが最短で痛みを減らし、笑顔となれるよう工夫と研鑽を積み重ねて参りたいと思います。

 

医師には相談や説明しにくい痛みや悩みは、スタッフ一同で情報を共有し、治療にあたります。安心してスタッフにご相談ください。

渋川そして群馬の地に、笑顔で楽しい生活が少しでも増えるよう微力ではありますが、真心こめて診療に当たりたいと思​っております。​

​                                                               加家壁 正知          

​院長紹介

​加家壁 正知(かやかべまさとも)

静岡県富士宮市出身、医学博士。日本専門医機構整形外科専門医。
1975年生まれ
1993年 静岡県立富士高校卒業
1999年 群馬大学医学部卒業
2006年 群馬大学大学院卒業

竜操整形外科(岡山県)、新潟手の外科研究所(新潟県)、大宮中央総合病院(埼玉県)、埼玉手外科研究所(埼玉県)で研鑽

2013年 西群馬病院整形外科立ち上げ
2016年 渋川医療センター整形外科へ変更
2021年 渋川医療センターハンドケアセンター開設
​2024年 かやかべクリニック開院

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